鍋日記。モントリオール編。

お断り:お料理ブログではありません。犬ブログです。

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Category: 犬学。

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犬の視点からの遊び。


手作りでも生食フードでもドライフードでも何でも良いんだけど、
ご飯を器によそって、「はいどうぞ!」と犬に与えるのは、
犬の行動学や生物学という観点から(本当の意味で)犬に視点で考えてみると、
あまり幸せな事ではないと私は思うのです。

野性では、食餌にありつくために、狩って、噛んで、分け合って、
それが生きるための仕事であり、遊びであり、学びでもあるのだけれど、
「はいどうぞ」とご飯を与えられるだけだと、犬はモチベーションを失う…と。

「うちの犬はドライフードだと食べない」
…と、実は我が家も、昆布に関して数年前までそう思っていました。
やっぱりシーズーだから、高貴だわ~などとも。

しかし、クリッカーの練習をするために、食餌をトレーニングに変えた途端、
それまで興味なかったり、毎度残していたドライフードも全部喜んで平らげるように!
「自分でお仕事をして得た報酬」=モチベーション。

犬の行動学を同時に勉強していたので、なるほどな~と思った次第です。

それでもやはり毎回食餌の際にトレーニングさせるのはなかなか面倒くさい大変。
なので、生の骨を与えて「齧る」トレーニングをさせたりします。
(これは人間、骨を与えるだけなので楽。
でも、きちんと監視しないと丸飲みの可能性もあるので危険です。)



前置きが長くなってしまいましたが、この頃蒸し器にハマっているのですが、
蒸しパンを作りました(人間用に)

ただ、ケーキのカップがなかったので、ガラス製の容器に入れて蒸して、
できあがった後には、ケーキ部分だけを取ったのですが、容器の形が微妙で
容器にケーキがちょこっと残っており…。

これは…と閃いた私は犬達を召集。

ポン酢、昆布、カツそれぞれに容器を与えました。

それぞれ知恵を絞っていました。

1)こんちゃんの場合。

舐め舐めすると滑るので、たまたま畳んで置いてあった
鍋ヲ君のズボンの上にカップを置くという画期的なアイディア。

02191601.jpg

上手に布を使って布によって滑らないようにというのが昆布の策。

02191604.jpg

2)ポン酢の場合。

ポン酢は舌と前足を駆使。

02191602.jpg

前足の使い方が絶妙です。

02191603.jpg

ポン酢が食べた後はこんなにキレイになります。。。

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3)カツの場合

「無理なんですのだ」

と諦めました。。。



若干下品かな…と思いつつも、ズボラな私はこのように日々、
犬の視点での遊びとおやつの時間を考えています。




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「ケージはかわいそう」??


私の勤務先のトリミングサロンでは、トリミング前後で待ち時間がある際には
基本的に犬にはケージにて待機してもらいます。
基本的には、予約を受けてのトリミングですので、ケージが嫌だとおっしゃるお客様は
優先的にトリミングをするのですが、私はこの飼い主の「うちの犬はケージが苦手だから」
という意見が好きではありません。

ケージが苦手なのはどうしてなのでしょう?

また、特段ケージに入れないように依頼されたわけでもなく、
ケージで待機させていて、
「うちの犬をケージに入れるだなんて!」
と憤慨される飼い主様、更には
「ケージに犬を入れたことによって、健康被害があって獣医に行った!」
とクレームを付けられたこともあります。

我が家はポン酢・昆布・カツオ(節)と言ういつになったら具が入るの?という3匹の犬達を飼っていますが、
一つだけルールがあります。

それは、『ケージ』です。

katsu cage6

我が家には3つのケージが常備してあります。
ポン酢用・昆布用・カツ用。

それぞれのケージは、唯一彼らの彼らだけの場所です。
犬達が心身共に落ち着ける場所を作ってあげることが
飼い主の務めだと思いますが、我が家の場合ケージです。

人間も彼らがケージに入っている時には、彼らの嫌がることは絶対にしない決まりです。

我が家は車での遠出することが多く、また犬とのスポーツをしている為、
犬と共に色々な場所へ行きます。
犬のスポーツやイベントの会場は、興奮した犬達が多く、雰囲気も独特、
ちょっと繊細な犬だと、ナーバスになる事も否めません。
その際に、ケージに慣れていると、「あ、安全な場所なのね」と理解してくれます。




katsu cage4


ただ、カツとのケージトレーニングは簡単ではありませんでした。
飼い主である私たちが、心のどこかで「かわいそう/仕方ない・・・」と
諦めてしまっていた部分があったことも否めないのですが、
カツは生まれてからずっと何年間か分かりませんが、パピーミルの冷たい床の上で
他の犬達と雑魚寝状態で生きてきました。
そして、そのパピーミルが摘発された際は、今度は裁判を待つ間、3ヶ月間、
簡易シェルターのケージの中に一匹で入れられ暮らすことに。
見知らぬ場所、今までカツの中に存在し得なかった人間という存在、
犬の鳴き声、機械の音、それらをケージの中から見て聞いて、
すっかりケージがネガティブな存在になっていたことは否めません。

katsu cage3


我が家で引き取るに当たって、持ち運びが簡単なプラスティック製のバリケネルを購入。
我が家にやって来て、このケネルの中から、自ら出てきたのは・・・1週間後・・・。
(その間も常にリードをした状態にしていたので、リードを引っ張れば出てきました。
けど、直ぐにバリケネルの中へ・・・)
そして、出てきてくれたのは良いのだけど、その後決してバリケネルの中に
自ら入ることはなくなってしまいました_l ̄l●lll

cage1.jpg


その内、ポン酢と昆布とのアジリティの大会に出るようになり、
また色んなドッグスポーツのイベントへ参加することに。

今は良いけど・・・やむを得ずに入院することとか、やむを得ずにケージ内で
過ごさねばならなくなる日も来るであろう。
その際に、『ケージ=ストレスの根源』と思うよりも、ポン酢と昆布のように
『ケージ=平和な落ち着く場所』と思うほうが、犬は幾分も幸せに穏やかに過ごせるだろう。

また、カツはどうしても雷の音が苦手です。
雷がなると、机の下や、炊飯器を置いている小さな棚の下に潜りこみます。
ケージが自分の場所と知ってからは、ケージの中へ入るように。
雷の音自体を克服するのは・・・恐らく不可能であるから、
少しでも落ち着く自分の場所があるというのは、本当に良いことなのです。




先日、お客様にこんな相談をされました。

チワワ(4歳)がとても繊細で、この頃彼氏と同棲し始めてから、
チワワがそわそわ落ち着かなく、家の中で気付けばソファの下にもぐりこんで隠れてしまう。
そこから出すのに、自分も彼氏も何度となく噛まれている。
あ、でも、噛むといっても大した強さではなくて、威嚇噛みって感じなんだけど・・・。
(でも飼い主は流血)
どうしたら良いのかしら?


私はドッグトレーナーではありませんので、このような相談を受けた際には、
信頼できるドッグトレーナーをお勧めした上で、自分なら・・・という話をします。
まずは環境を作ってあげる:落ち着く場所=ケージを与えたら?


彼女は「ケージはかわいそうだし邪魔だから売ったところなのよ。」と。
ケージじゃなくて、犬のベッドはきちんと与えてるの。
でもどうしてなのか、気付いたらソファやベッドの下にもぐりこんでしまうのよ

私からしてみれば、そんなソファやベッドの下に潜りこんでしまう状態の方がかわいそうです。
何度も噛まれている飼い主様とその彼氏もかわいそうです。






逆に、先日こんなお客様が。
1歳のジャイアントプードルの子。
朝来店して、トリミング自体は2時間ちょっとで終了したのですが、
飼い主様に急用ができてしまい、夕方まで預かって欲しいとのこと。
「ケージでのお預かりになりますが」
とお断りをした上で夕方までほぼ半日お預かりいたしました。

それがこのプードルの子は、ケージに慣れているのでしょう。
トリミング終了後「ケージ!」とコマンドを出すと、そそくらさっさと入って行き、
おやつをあげると喜んで食べ、その後は夕方まで腹を見せる勢いで寝ていました。

ケージに慣れていると、普段とは違う場所でも犬は落ち着けるのです。



留守番時に悪さをしてしまうという犬。
留守番時は家中フリーにして、おもちゃも沢山与えているのに・・・と。
犬は留守番中、おもちゃで遊ぶものではありません。
広い家の中をフリーにさせたところで・・・犬は「守らないと!」精神が働いて
不安にさせてしまうだけだったり。



ケージに関しては、飼い主なりの様々な視点があるようではありますが、
犬にとって、犬の目線から見た落ち着く居場所を作ってあげること、
犬と暮らす人間の大切な義務ではないかと私は思います。


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犬においての噛むということの重要性。


お久しぶりの骨タイム。

普通に近所のスーパーに売られている安い牛骨です。

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舌ながっ!

ポン酢の場合は、歯の破折に繋がりかねませんので、
慎重に与えるものを選びます。

※破折に関しての過去ログ。

破折。
破折-2-
破折-3-

調理した骨等、その類のペット用に売られている物などは絶対にアウトですヾ(;゚;Д;゚;)ノ゙

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さて、この犬にとっての『噛む』という行為は、
大変に重要な行為になります。

愛犬家の皆さま、愛犬に、『噛む』という行為を十分にさせてあげていますか?

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大分前に、犬の行動学や犬の心理学を専門とされている講師による
セミナーへ出席してきましたが、その際にも『噛む』という行為の
重要性に触れられていました。

※日本語では『噛む』としか表現できませんが、
ここでは、所謂英語の"Chew"もしくは仏語の"Mastiquer"という意味です。

例えば、普通の散歩という行為・エクササイズを比較した場合、
この『噛ませる』エクササイズは、散歩の3倍のエクササイズに値するのだそうです。
15分『噛ませる』エクササイズは、45分の散歩と値する、というわけです。

この骨は、真ん中に髄の部分を食べる為に、犬は脳を使うことになるので、
おいしくて、楽しくて、なかなか良いエクササイズになっています。
他にはKONGなどお勧めです。

この「噛ませる」エクササイズよりもより犬にとって価値があるのは
インテレクチュアル:頭を使わせるエクササイズですが、
これはまたそのうち。
(芸を教えることや、アジリティ等)

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「中に入れて欲しいんですのだ~」
なカツですが、この骨は生肉ですので、家が汚れるというわけで
入れてもらえなかったカツでした。

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プロフィール

鍋コ。

Author:鍋コ。
★ポン酢★
2008年9月9日モントリオール生。
ボストンテリアXシーズーの雑種♂
皆に慕われる(?)『親分』
4歳で遅咲きアジリティデビュー。

★昆布★
2008年9月10日モントリオール生。
シーズーの♂。
シーズーらしく超頑固。
愛玩犬なのにアウトドア大好き!
無類の肉好き。
トレーニングとなると俄然張り切りだす働き者。

★鰹節(通称:カツオ)★
パピーミルレスキューから譲渡してもらったDNAテストによるとシュナウザーXキャバリアXイングリッシュコッカーXその他雑種♂猿に劇似。
年齢不明。
超怖がり、しかし超優しいヤツ。
クリッカーに始まりオベディエンス、そして現在アジリティデビュー目指し中。

☆鍋コ☆
ポン酢昆布カツオの飼い主。
犬IS MY LIFE。
脱会社員後モントリオールでグルーマーしてます。

☆鍋ヲ☆
鍋コの夫。
カナダ、ケベック人。
アジリティ・犬への情熱半端無し。

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