鍋日記。モントリオール編。

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Category: 妊娠・出産 > 2nd trimester

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出生前検査。受けたことに後悔?検査と結果について。


次の記事は一旦非公開にしたのですが、考えるところがあって再度公開します。
出生前検査シリーズとして、続きます。

ケベック州では、出生前検査が推奨されている。
実際、血清マーカー&NTエコーは無料で受けられる。
ここで「陽性」=1300よりも高い確率が出た場合、羊水検査で確定診断を勧められる。

金銭的に余裕がある人は、「ハーモニーテスト」と呼ばれる血中内のDNAを調べる血液検査、
日本で呼ばれる「新出生前検査」が勧められる。(500ドル程)
こちらは従来の血清マーカー&NTエコーよりも大分信用度が上がっているそう。

そもそもこの検査で調べる内容は、21トリソミー(ダウン症)18トリソミー、13トリソミーの3種のみ。
確定するには羊水検査が必要になる。
そして、陽性が出たとしても、障害の程度までは知ることができない。
また、所謂「障害」と呼ばれるものには、他にも様々ある。
それらの障害の有無に関しては調べる事はできない。

妊娠を望んだ時点で高齢出産。(35才で妊娠、現在36才)
それを敢えて選んだのは、あくまでも自らの責任であり、
流産及び染色体異常は、自然の摂理であり得るものだと覚悟はしていた。
だから、本来は、出生前検査は受けるつもりはまったく無かった。
それなのに勧められるがまま、知識が一切ないまま、「無料でエコーが一回できる!」
くらいの軽い気持ちで出生前検査を受けたことに今激しく後悔をしている。

というのも、私は1<50という結果が出てしまった…。

主治医から電話でこの結果を聞かされた後、号泣。
こんなに動揺するとは思わず、おろおろおろおろ…。
その後も2日程は、朝起きて、運転していても、仕事していても、何故何がそんなに悲しいのか…
妊娠ホルモンが関係しているのかもしれないけど、涙がボロボロでてきてしまって、困った。

主治医からは、大学病院のGenetic=遺伝の専門医にカルテを回すと伝えられる。
そこで、エコー、羊水検査と進むようだ。
羊水検査をしないことには、確定診断にはならないということ。
でも、羊水検査は、私が行く事になっている大学病院の説明では
流産の確率1<300、感染症の確率1<300、となっている。
また、妊婦なら、胎児の為に、余計なリスクは追いたくないのが母心…。
羊水検査は少量と言えども、羊水を抜くわけだから、胎児が苦しい思いをするとも言う。

「産む」と決めているなら、このリスクを冒してまで羊水検査をすることに意味はあるのか?

今こうして宙ぶらりんになって、不安を抱えたまま出産に挑むよりも、
羊水検査で確定して、陽性なら心・物理的な準備をして出産に挑む、
陰性ならとりあえず安心することができる、というのはあると思う。

私は羊水検査はしない。

生きる事ができる命なのであれば、私は産みたい、産む。

お腹の中の命の生命力を信じるのみ。

そもそも、健康な女性でも1年にたった12日程しか妊娠の可能性は無い。
そこで妊娠する事は奇跡。
15%程が流産するといわれる中で、流産せず、無事に健康な子供を出産して…
健康に生きているということは、果てしない奇跡なのだと思う。

心に決めてはいるものの、色んな意見や情報に惑わされる自らの心の弱さよ…。

そして、犬たちの存在の大きさ…。
生まれてきてくれば、この毛むくじゃらの4匹が良い相棒になってくれるであろう。
今はお腹の中の命の生命力を信じるのみ。

07141701.jpg 

(追記)

宙ぶらりんな中で、色んな事を調べていたのですが、ケベックも日本も、
羊水検査の結果で陽性が出た場合は、9割以上が堕胎を選ぶのだそうです。
産むのも堕胎するのも、どちらも正解でも間違いではないのだと思います。

私の場合、大変恵まれていると思ったのが、協力的で私たちを信頼し、
私たちの心に寄り添ってくれる双方の家族の存在でした。
大変驚いたのが、ただでさえ不安な妊婦なのに、追い討ちをかけるように、
家族やましてや夫から「絶対産むな!」と言われたり、産むと決めているのに
「障害者を育てる事を甘く見るな!舐めている!」と責め立てられたり(実友人の話)
こちらの新聞記事では、羊水検査の結果陽性が出たけれども「産む」と決めた夫婦が
医療関係者に「気が狂っている」と言われたりしたケースもあったようです。

今回、こんなことでもなければ、こんなに色んな事を考えなかったと思います。

そしてこのテストの問題点も強く感じました。
疑陽性も多く、逆に「陰性」と出たのに、産まれてみたら障害を持った子供が
生まれてくるパターンも多い。
最初から「絶対にダウン症の子供は産まない!」と決めているのなら、
こんなスクリーニングテストなどせず羊水検査をするべきだと思う。
こんなに疑陽性の多いテストを、中身を大して調べるでもなく勧められるがまま
受けてしまった自分と、その結果に打ちひしがれている自分の心の弱さが憎たらしい。

こうして結果が出てしまった以上、堕胎は一切考えていないので、
祈る事以外私にできることはありません。
これから専門医に会ったり、テストの回数が増えるとは思いますが、私は産む。

49/50の可能性を祈りながらも、1/50の覚悟と準備をする。

それが今の私にできること。


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プロフィール

鍋コ。

Author:鍋コ。
★ポン酢★
2008年9月9日モントリオール生。
ボストンテリアXシーズーの雑種♂
皆に慕われる(?)『親分』
4歳で遅咲きアジリティデビュー。

★昆布★
2008年9月10日モントリオール生。
シーズーの♂。
シーズーらしく超頑固。
愛玩犬なのにアウトドア大好き!
無類の肉好き。
トレーニングとなると俄然張り切りだす働き者。

★鰹節(通称:カツオ)★
パピーミルレスキューから譲渡してもらったDNAテストによるとシュナウザーXキャバリアXイングリッシュコッカーXその他雑種♂猿に劇似。
年齢不明。
超怖がり、しかし超優しいヤツ。
クリッカーに始まりオベディエンス、そして現在アジリティデビュー目指し中。

☆鍋コ☆
ポン酢昆布カツオの飼い主。
犬IS MY LIFE。
脱会社員後モントリオールでグルーマーしてます。

☆鍋ヲ☆
鍋コの夫。
カナダ、ケベック人。
アジリティ・犬への情熱半端無し。

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