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鍋日記。モントリオール編。

お断り:お料理ブログではありません。犬ブログです。

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Category: 妊娠・出産

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産後トラブル「胎盤遺残」(ケベック医療システムへの不満シリーズ1)


カナダは医療費が無料です。
薬や救急車、また一部のサービスは有料となりますが、基本的に手術だって無料。
だけど、医者や医療施設が足りておらず、専門医に会うには何ヶ月も待ち時間があったり、
基本的に、ファミリードクターを持つ事になっていますが、モントリオールに関しては
50%以上の人がファミリードクターを持てない状況です。

妊娠が発覚したら、妊娠中に担当してくれる産婦人科医を探さねばなりませんが
以前ブログにも書いたように、私はとてもラッキーでメール一本ですぐに見つかりました。
妊娠中は、必要あらばすぐ専門医に回してもらえ、検査も待ち時間なく受ける事ができ、
出産に関しては経膣分娩にも関わらず24時間退院する気満々だったのに
4日間の入院を強いられただったし、ケベックの医療システム悪くないじゃん!と思ったりもしたのですが…
錯覚でした。○| ̄|_

先日ニュースで、モントリオールの妊婦で1stトリメスターの間に産婦人科医の主治医を
持てない人が実に半分以上と言う話でした。
モントリオール在住の人には度々産婦人科探しが大変と言う話を聞いていたので
容易に見つかったのは幸運だったのかもしれませんが土地柄もあるのでしょう。
(と言っても、モントリオール市内から然程離れてはいません)

産後、いざ退院して育児に専念しよう!と思ったのも束の間、産後トラブルがやって来ました…
胎盤遺残

退院後、なかなか悪露が止まらず、2週間経過しても鮮血。
とうとう、ある日、ドバッと履いていたズボンが汚れる程の鮮血があり、
出産した産科に電話したところ「今すぐ 救急外来へ」と言われる。

救急外来…当地の救急外来は、本当に救急じゃない限り行くべきではない…。
何時間も待たされる…。
しかも、クリスマス休暇後のインフルエンザや胃腸風邪の流行に加えて
年末年始のマイナス20度続きの気候で体調を崩す人が多くて、
ケベック州全体、特にモントリオール近辺の救急外来はパンク状態と
ニュースでもやっている時期の事でした。
なので、本当にできれば行きたくなかったのだけど、選択肢が無かった。

授乳しないといけないし、大出血の可能性もあるから付き添いの人が必要だし
新生児を連れての救急外来…
娘にも申し訳なく、辛かった。

結局のところ、救急外来では新生児の娘がいる中、9時間待たされた…。
「もうさすがに無理、帰ろう」と思って、受付に帰る旨を伝えに行ったところ、
受付の人がとても良い人で、私のカルテをチェックしに行ってくれて、
私の順番が次であることを教えてくれた。
その時点で、救急に到着して7時間経過していたのだけど…。

唯一救いだったのは、トリアージュしてくれたナースがとても良い人で、救急外来の待合室は
たくさんウイルスが蔓延していて危険だからと、個室であるファミリールームなるものを
提供してくれたこと…。

この病院は古い病院だからなのか、授乳室は一つしかないし、
赤ちゃんのおむつ替え台も、女子トイレにしか無いのが辛かった。

しかも後日検査で訪れた際には、この授乳室のドアが開いていて、中には明らかに
流感にかかっていると思われる初老の男性がマスクをして席ごんで授乳室の
ロッキングチェアーでぐったりしていた…モラル無さすぎ…。

さて、ようやく医師に会えて、恐怖の内診を経て、「不正出血」である旨確認される。

翌日に超音波検査と、2回目の血液検査が必要だと言われ、その時点では予約はもらえず
当日に病院から電話がかかってくるのでそれに従うように言われる。

そして、翌日。
朝8時に病院から電話があり「8:45までに病院に来てください」と。
確かに我が家は病院からは近いけど、45分後の予約?!

血液検査、及び超音波検査は順調に進んだものの、その後また救急外来に回されるも
救急外来は患者が多すぎてどうしようもないということで、Clinique ambulatoireへ回される。
がしかし、このAmbulatoireクリニックでようやく自分の順番が回ってきたものの、
医師が
「ぼくには分からない。」
と…。
まさかのたらい回し。

最終的に、産科医に回される。。。
最初から産科医に回してくれよ、と強く思う…。

たまたまこの日の担当の産科医は、私の卵膜剥離を成功させた先生で顔なじみで少しホッとする。
検査の結果から言うと、胎盤の一部が子宮に残ってしまい、それは大きなものではないけど
子宮内に血液が溜まっているのも確認されるとのこと。
『掻爬手術』を勧められるも、心の準備も物理的な準備も出来ていない。
私の動揺と掻爬に関してあまり積極的でない姿を見て、薬を試してみるという手もある、と。
ただ、この薬は副作用があるし、実際どこまで効果があるか…85%くらいかな?とのこと。

薬の方が簡単であろう!と思った私は、目を輝かせ、薬での治療を選択したのですが…

この、薬の治療…かなりキツかった○| ̄|_

ミソプロストールという子宮収縮剤で、人工中絶に使用される薬らしいのですが、
これを1度に4粒膣内なるべく奥まで自分で挿入せねばならない。
それを3日間…。
2週間前に、この上ない程酷使し、更にはフランケンシュタインのように縫いまくられた場所に…
その時点で萎える…。
3日の投薬後、1週間様子を見て、ダメなら掻爬手術にしましょう、と言うことになった。

そして「高確率で副作用がある」とは聞いていたけど、大したことなかろうと聞き流し…
がっつり副作用がやってきた…。
高熱、寒気、奮え、微熱が結局72時間以上。

子宮収縮の際にかなりの痛みを伴う場合が多いので、モルヒンを処方されたけど
これは中度の痛み止めで事足りたのだけは幸いだったかも。
でも苦しい72時間だった…。
これなら医者が勧めた時に、掻爬をしてしまった方が良かったと思ったのですが、
投薬後1週間後の超音波検査で、子宮の壁の厚さが通常範囲に戻っており
掻爬はしなくても良いと医師に診断された時は、飛び上がるほど嬉しかったです。

胎盤遺残という産後トラブルには産後1月振り回されたのですが、
また違う産後トラブル、ケベック医療システムに翻弄される事となります。。。

ただただ育児に専念したいだけなのに。。。

ケベック医療システムへの不満・不安シリーズ、続く。゚(゚´Д`゚)゚。


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プロフィール

鍋コ。

Author:鍋コ。
★ポン酢★
2008年9月9日モントリオール生。
ボストンテリアXシーズーの雑種♂
皆に慕われる(?)『親分』
4歳で遅咲きアジリティデビュー。

★昆布★
2008年9月10日モントリオール生。
シーズーの♂。
シーズーらしく超頑固。
愛玩犬なのにアウトドア大好き!
無類の肉好き。
トレーニングとなると俄然張り切りだす働き者。

★鰹節(通称:カツオ)★
パピーミルレスキューから譲渡してもらったDNAテストによるとシュナウザーXキャバリアXイングリッシュコッカーXその他雑種♂猿に劇似。
年齢不明。
超怖がり、しかし超優しいヤツ。
クリッカーに始まりオベディエンス、そして現在アジリティデビュー目指し中。

☆鍋コ☆
ポン酢昆布カツオの飼い主。
犬IS MY LIFE。
脱会社員後モントリオールでグルーマーしてます。

☆鍋ヲ☆
鍋コの夫。
カナダ、ケベック人。
アジリティ・犬への情熱半端無し。

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