プラッキングというトリミングの手法をご存知でしょうか？

テリア種に本来使われる（使われるべき）手法で、
バリカン等で毛を刈るのではなくて、必要のない毛をナイフや指を使って
抜いていく手法です。

こうすることによって、テリア種が本来持つべき堅い毛が保たれ、
バリカンで刈り続ける結果、色が後退していってしまうということを防ぐことができます。

ただ、一度でもバリカンを入れてしまうと、プラッキングには向かないとも言われています。
また、非常に手間がかかる作業で、時間もかなりかかるので、
トリミング代金もかなり高額になってくることかと思います。

鍋夫婦が尊敬するドッグトレーナー、マッタン。
先日のRally-Oの講習の際に、カツオの毛を毟りながら（！）

「プラッキングすればいいのに」

と言ってきました。

マッタンに関していつかこっそりブログに書こうと思ってるんですが、
この人、かなりダイレクトに物事を言って来る人で、私には

「なんでプラッキングしないの？するべきである！それでもプロか！」

くらいに聞こえまして。。。

ビフォー。



アフター。

テーブルの上の毛は、抜いた毛です。



バリカンもハサミも入れていません。



足の毛は毛質が異なり、抜くと嫌がる素振りを見せたので、
敢えて残してみました。
ハサミで切ってしまっても良いんだけど、雑種だし、個性？

いつの間にか、筋肉がついてたよ、カッツ(*´∀｀*)



ちなみに、毛を「抜く」ので、痛いんじゃない？かわいそう！
と思われる方もいるかと思うのですが、カツに関しては、
痛みどころか全く気にならないようです。



ポン酢もトリミングしました。

冬場は切らない方向だったのですが、あり得ないほどボンバっており
鳥の巣？ひな鳥？みたいな頭に我慢ならず、反対する鍋ヲ君を無視して決行。

ちなみに本来ポン酢のトリミングは鍋ヲ君が担当しています。

この２人、写真見てもお分かりかと思うんですが、相思相愛ですから・・・。



シャンプードライ後。
ドライ後は、毛が１本１本ストレートになるから、美しい～。



鍋ヲ君こだわりのヒゲも切ってしまいました。
だって汚いんだもん・・・。

しかもチョキチョキしてたら、思ったよりも短くなってしまった(＇ェ＇；)

鍋ヲ君の反応は
「ポン酢が太った丸刈りのシーズーになっちゃった(´；ω；`)」
と大層悲しんでおりましたが、ボンバったポン酢はもう勘弁です。






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