鍋日記。モントリオール編。

お断り:お料理ブログではありません。犬ブログです。

03

Category: チャップリン。(実家のシーズー)

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Community: テーマ-ペットの健康・病気・怪我  ジャンル-ペット

Response: Comment 8  Trackback 0

脾臓腫瘍の記録。


何度か、このブログで話題に上がる、日本の実家のシーズー犬
チャップリン(1997年2月23日生まれ♂未去勢)
以前にも、チャップに脾臓腫瘍が見つかり、手術を受けたことを話題にしていますが、
当ブログへ検索エンジンからご訪問頂く際のワードで

『犬の脾臓腫瘍』

というものが大変多い事に気付いていました。

我が家の記録としても、
また、何か参考になることがあるかもしれないと思い、
今回はチャップリンの脾臓腫瘍発見~手術~術後~現在について、
できるだけ詳しく書いてみたいと思います。

2008年のチャップリン。
当時11歳だけどまだ元気できれいな毛艶です。

100201.jpg


2008年のチャップリン。
11歳半くらいですが、この時はまだ老犬じゃなくて、おっさん犬だねー

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100204.jpg



◇経過◇

2009.10.09
3日前から突然お腹周りが肥大。
「太った?」
「腫れてないか?」
便秘気味だったようなのでそのせいか?
と、両親が思う。

食欲はあまりなかったようだが、チャップリンは、元々食にムラがあるので
あまり参考にならない。

そして、元気。

2009.10.10
やはり気になるということで、この日かかりつけの獣医に連れて行く。

血液検査:若干の貧血が指摘される。
肝機能+腎臓共に問題無。
超音波:肝臓も問題無し。
    しかし、脾臓が見えないほどの大きな腫瘍がある感じ。
    だが、この検査では、どの器官の腫瘍なのかは不明。

地元のかかりつけ獣医より、大学付属獣医を紹介される。

食欲はあるが、便秘気味。

2009.10.13
大学付属獣医にて診察。
かなり丁寧に、3時間程かけてエコーなどの検査。

診断:腫瘍はかなり大きいが、その大きさと比較すると、
   体の状態は「信じられないくらい」良い。
   腫瘍以外(脾臓以外)の臓器は問題が無さそう。
   とにかく手術をして取り除くしかない。


手術…ここで問題が。
地元のかかりつけの獣医では、この手術はできない。
その為に、大学病院を紹介されたが、この病院は実家より車で2時間。
何かあっても直ぐには駆けつけられないし、お見舞いにも行けない。

この時、両親は既に最悪の場合の覚悟をしていました。
診察してもらった獣医にも「こんな腫瘍があって元気だとは」と
驚かれたくらいでしたし。

なので、「何かあった」時のために、やはり実家から近いところで…と希望をし、
地元で手術可能な獣医を紹介してもらい、大学病院がこの獣医へお願いしてくれました。


2009.10.14

早速地元の獣医へ。

やはり、ここでも「手術しか方法は無い」とのこと。

ここの獣医は週の初めしか、通常は手術をしないのですが、
チャップリンの容体はかなり急を要していたため、突然だが、
翌日、10月15日に手術決定。

かかりつけの獣医+大学病院+手術執刀獣医3軒とも、
「取り敢えず転移は見当たらない」
とのことで、望みを持つ。



2009.10.15
手術。

腫瘍の大きさは700グラムもあり、大きさはソフトボール並だったとのこと。
(チャップリンの体重は7.2KG)

転移は見当たらず、この大きさで、転移が無いのも、破裂しなかったのも
不思議だとの見解。

この時、「悪性=癌」だと疑わない者はなかったが、
腫瘍の組織を病理検査に回す事に。(検査結果は1週間後)

出血が止まれば、17日にでも退院が出来るとのこと。




2009.10.16
遠くからこっそりお見舞いをするために母が獣医へ。
が、「こっそり」の予定が、スタッフに病室へ通させられて、チャップリンと面会。

チャップリンは12時間点滴。
餌は頑なに食べない。
この日は、手術した翌日だったけれども、既に散歩をしたとのこと。


2009.10.17
夕方、点滴が終わる頃に両親が迎えに行って退院。

その日の様子は下の写真です↓

2009年10月、術後退院後の写真。
chap.jpg

2009.10.18
相変わらず食が細い。
下痢。
訪問者や、外の怪しい物音に吠える犬なのですが、吠えない、鳴かない。
きっと、術後の傷が痛むに違いない。
しかし、歩き方はとてもしっかりしている。

2009.10.21
便の状態が普通の良い状態に戻る。
どうやら、術後の下痢は、処方されていた鉄剤が原因だったよう。


2009.10.26

3日程前から物凄い食欲。
先日の、病理検査の結果:良性だと分かる。
(皆ビックリ)
抜糸をする。
これで治療終了。


+ + +

私はこの騒動があった時は、モントリオールにおりましたので、
状況は両親からの連絡のみで知ったのですが、
両親、特に母は「もう駄目かも」と思ったそうです。

そして、摘出された腫瘍はソフトボール並の大きさで、
それでも破裂も出血もせず、特に痛がるそぶりも見せず、
手術を無事に終えました。

お腹が膨れたのは、本当に2~3日の間に、突然大きくなったそうです。
その間、痛みを見せるそぶりも全くなく、特に普段から食にムラがあると
例え、食が細くなっても判断は難しいでしょうし、元気があると
発見が遅くなってしまうかもしれません。

お腹が突然大きくなったりしたら、、、

迷わずに獣医さんの相談して下さい。

そして、脾臓腫瘍でも、必ずしも癌ではなく、良性の腫瘍であることもあります。



+ + + + +

この手術からもうすぐ1年が経過します。

高齢ゆえに、持病の心臓病と関節炎の治療をしながら、
老犬生活を今日も元気に続けています。
足も曲がってるし、歩いてもすぐ疲れちゃうけれど、
おいしいものはやっぱり大好きだし、
両親の晩酌には呼ばなくてもお呼ばれしているちゃっかり者で、
なかなか日本とケベックは時間的にも経済的にも距離的にも遠いのですが、
あともう①回は会いたいよね、チャップリン。

と思いながら暮らしています。

2010年6月、鍋コ一時帰国中の時の写真。
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2010年6月、鍋コ一時帰国中の時の写真。
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✄ฺ--------- キ ---- リ ---- ト ---- リ ------------

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comments
No title 
チャップリンくん、大変な手術をしていたのですね。
それでも今も元気で頑張っていて、同じ病気で苦しむワンちゃんの飼い主さんの励みにもなりますよ。
是非長老犬になって、何度も何度も鍋コさんに会えるように元気で長生きして欲しいな。
No title 
チャップリン君、鍋コ。ちゃんところで飼われて、本当に幸せだね。
こんなに大切にされて、本当に本当に幸せなことでしょう。。

心臓病と関節炎とか、本当に人間のおじいちゃんみたい(笑)
是非是非、いつまでも長生きできますように。。

実家から帰ってきました。
また、、、
食べ過ぎて、胃がしんどい、、、
多分、食べ過ぎっていうか(食べすぎだけど、、)、1度の量が多いのではなくて、お腹が空っぽになる前に、食べ物が出てくるので(食べる頻度が多い、、)、胃の休む暇がない感じ、、

断りたいけど、フルーツとか「私の為」に剥いて、そして「どーぞ」と出てくるので、剥かれたものを断るわけにはいかない、、、
でも、心を鬼にして次回からは断ろうかな、、
そうすれば、「まずはいるかどうか聞いてから」そして剥く、ってなるかな、、、(苦笑)
シーズー 
うちにも老犬のシーズーがおります。
シーズーは、あまり頭が良くなくて、かわいいですよね^^
脾臓の腫瘍は、結構多い病気です。
悪性の場合は、血管肉腫というものの事が多いです。転移が早いです。
良いものなら、脾腫というものです。これは、取ってしまえば、再発はないです。
脾臓は、無くても生きていける臓器なので、血管さえ縛れば、きれいに取ることができる臓器です。
良性でよかったですね。
心臓が悪くても、長生きできることもありますから^^
No title 
チャップちゃん、そんな大きな腫瘍があったんですね。
でも良性で良かった!(><)
まだまだ行き続けてくれるだろうって思っちゃうけど、
鍋コさんの「後1回は会いたい」って言葉で
後一回ぐらいしか会えないかもしれないんだなぁって
自分と実家の犬の事考えちゃいました・・・。

ご両親とチャップちゃんと3人で晩酌、素敵♪
(もちろんチャップちゃんがお酒を飲むんじゃなくて、団欒ってことです)
これからもそんな風にできるかぎり幸せが続くといいなぁ。
Re: No title 
> うのままさん。
犬の生命力や回復力には、目を見張るものがある、と母が言っていました。
きっとそうなんですよね。
人間のエゴで何が何だか分らぬ間に獣医に預けられて手術して、
でも元気に暮らしています。
今はそれが良かったと思っています☆
Re: No title 
> Yukareちゃん。
犬は飼い主を選べないからね。
犬にとって幸せはなんだろう?と自問自答をしつつ、犬にとって、そして人間にとって幸せな道を選びたいよ。

犬もドッグフードの研究が進んだり、人間の生活と共にペットとして生活する犬猫たちも生活が豊かに、そして寿命が長くなり、人間のするような病気にもなるようになってきたみたい。
癌や糖尿病、心臓病などもあるんだよ。
でも、人間とは違って獣医費用が高額だから、保険という商品が出来たり、犬社会も色々でございます。

ご実家の話わーかーるーーー!!
きっと、嫁姑確執で悩む人の多い日本では、「は?」という問題かもしれませんが、うちも食べ過ぎる。。。

私、でも、義理母の前で倒れているので、「無理しないで」と言って頂けるようになりました。笑)
しかし、義母の前で病気になるとめっちゃ辛い…。
めっちゃしんどい、家族なら「放っておいてくださいまし」というところを、放っておいてはもらえないよね。苦笑)
「大丈夫?」「だ。。。だいじょうぶです、、、」としか言えないというか、心配をかけたくなくて。
眉毛が八の時に垂れ下って心配されると、「ごめんなさい」って思っちゃって。あなたのせいじゃないのに、、、と。
うかうか倒れてられないのです。

しかし胃腸が弱いってめっちゃ不利…。
一時期日本時代は胃腸+その他内臓も悪かった時は、もうダイエットなんて言いません!多少(ここ肝心、多少ね。笑)太っても良いので、強靭な胃腸を下さいませ!と思ったよ。。。
そのくらい胃腸というか健康は大切だと思います。
Re: シーズー 
>まゆみさん。
そういえば、そうおっしゃっていましたよね!
まゆみさんのところのシーズーちゃん(性別はどちらですか?)は病気などはしていないですか?

チャップリンは若いころから脂肪腫があって帰国時、もう体中ボコボコで、撫でるのもかわいそうな感じになっていました。
心臓病も、とうとう去年より薬を服用し出しました。
それから関節炎のお薬と。

お金もかかるし、大変な事もあるけれど、それでも元気で生きてほしい、そう思います。
だって、まだ散歩も好きだし(短い距離だけですが)父と母が大好きで大好きでたまらないんです。
おいしいものも食べたい。

腫瘍は、実は我が家でも血管肉腫に間違いないだろうと思っていました。
ですので、病理検査で「良性」だったと聞いた時は、嬉しかったです(獣医さんも驚きの結果でした)
本当にぐんぐん数日で成長しちゃうんですよね。
体って不思議で面白いです(怖いですけど…)

まだまだ言っても13歳。
もっと頑張ってほしいと思っています☆
Re: No title 
> アンディママさん。
本当に良性で良かったです。

当時は私は学校に、両親は働いていましたが、皆が皆、学校と仕事を辞める事を考えていました。
実は、鍋ヲにも相談して、日本に帰ってチャップの介護を…と思った程です。
本当に飼い主孝行の犬です。

私は逆に距離があるから、「あと一回会えたらいいかも」とか冷静に言えるんだと思います。
だけど、実際なかなか帰れる距離ではないことを見に染みて分かっているわけで…。
後1回でも2回でも、何回でも会いたいですけどね^^
もっと気楽に帰れる距離ならいいのになー…って思いますよねー。。。

チャップはお恥ずかしい事に、躾らしい躾を一切しなかったので、人間の食事の際には、常に脇についています。
もう今更躾けるのもかわいそうなので、そのまま一生甘やかしていきます♪
時々、チャップがいる実家に我が家のポン酢昆布が行くとどうなるんだろう?と妄想します(* ´艸`)
ポン酢とチャップがかわいそう…ですが。苦笑)(昆布は嬉しいに違いありません)
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プロフィール

鍋コ。

Author:鍋コ。
★ポン酢★
2008年9月9日モントリオール生。
ボストンテリアXシーズーの雑種♂
皆に慕われる(?)『親分』
4歳で遅咲きアジリティデビュー。

★昆布★
2008年9月10日モントリオール生。
シーズーの♂。
シーズーらしく超頑固。
愛玩犬なのにアウトドア大好き!
無類の肉好き。
トレーニングとなると俄然張り切りだす働き者。

★鰹節(通称:カツオ)★
パピーミルレスキューから譲渡してもらったDNAテストによるとシュナウザーXキャバリアXイングリッシュコッカーXその他雑種♂猿に劇似。
年齢不明。
超怖がり、しかし超優しいヤツ。
クリッカーに始まりオベディエンス、そして現在アジリティデビュー目指し中。

☆鍋コ☆
ポン酢昆布カツオの飼い主。
犬IS MY LIFE。
脱会社員後モントリオールでグルーマーしてます。

☆鍋ヲ☆
鍋コの夫。
カナダ、ケベック人。
アジリティ・犬への情熱半端無し。

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